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フリーランスのインテリアコーディネーターだからこそ出来ることを常に心掛けること。

こんにちは。 フリーランスのインテリアコーディネーター・本講座を主宰しております吉田裕子です。本日も当ブログへお越しくださりありがとうございます。

今日のテーマは、フリーランスのインテリアコーディネーターとして活躍できるポイント②として「柔軟な対応を心掛ける」ことについて少しお話したいと思います。

フリーランスとして独立したばかりの頃、まだ私ももちろん今のようにお仕事が最初から安定して頂けるようになっていたわけではありません。とにかく人脈を何とかして構築して、そこからリピートやご紹介でお仕事を頂けるようになることを目指して日々営業活動も頑張っていました。
その時に自分の中でいくつか拘って実践していたことがあるのですが、そのうちの一つが今日のテーマである「柔軟な対応を心掛ける」ことでした。

例えば お客様との打ち合わせの日程や方法などは、私達インテリアコーディネーターも企業様に就職していれば会社の方針に従うしかありませんよね。定休日も当然あると思います。
でも私はフリーランスとして独立した当初からまず「定休日」を決めることをしませんでした。 クライアント様のことを考えてみた時に、打ち合わせの日程を決める際、曜日は個人様なら勤務先の定休日、また企業様なら自社の定休日以外の曜日をご要望されることが多いです。 私はとにかくこのようなことからまずは柔軟にクライアント様に合わせられる体制でいようと思ったのです。

最初の入口の段階から、クライアント様に「フリーランスの人って基本的にこちらの希望に柔軟に合わせてくれるんだな！」という印象を持って欲しかったからです。
ですから夜の打ち合わせをご希望された際にも対応するようにしていました。手段もメール・Zoom・リアルな対面、それぞれのご希望に合わせて対応させて頂きました。

フリーランスというのは会社員のような「信用」という点においては、実績がまだ少ない時はどうしても「本当にこの人に依頼して大丈夫なんだろうか？」と思われてしまうことも現実多いと思います。
ですからそれを払拭できるような何かがないと、なかなかご依頼に繋げることは難しいと私は考えたわけです。 そしてフリーランスだからこそできる柔軟な対応をしていくことが一番良い印象を持って頂けるのではないかと思い、様々な面で常にお客様目線に立って柔軟に対応することを心掛けて行動するように致しました。

この事は、ヒアリング手法やコーディネート手法、更にはご提案書の作成方法においても徹底的に実践しました。
クライアント様が求めていることをしっかりと把握することが勿論大前提になりますが、そのご要望をクライアント様目線で把握できたら、出来る限り最大限に柔軟に対応することを心掛けました。
それはけして「お客様の言いなりになる」ということではありません。
あくまでもサービスの在り方を柔軟にクライアント様へ合わせることができるような余力を持って仕事をしていくということです。

料金プランもそのうちの一つです。私は今でもそうですが、いくつかの複数の料金プランを作って様々なご事情のお客様に合わせた料金プランでご提案できる体制を作りました。
これは本当にすごく良かったと思います。
「この料金プランの中からお選びください」としかご提示できないよりも、このような色々なご依頼の方法により料金プランもいくつかあることで、お客様が他者様と比較された時も私をお選び頂けるためにはとても大きなメリットに感じて頂くことが出来たのです。

やがて、お客様から「吉田さんはすごく柔軟に対応してくれるよ！」という評判を頂けるようになり、そこから本当にありがたいことにご紹介をたくさん頂くようになって人脈もどんどん広がっていきました。

インテリアコーディネートの力を身につけることは勿論当然のことで、それが何より一番大切なことではありますが、でも、それを知って頂くためにはまず「ご依頼」を頂けなければせっかくのその力を発揮する機会も得られません。

まずはフリーランスだからこそのメリットを感じて頂き、「この人にお願いしてみよう！」と思って頂けるために出来ることを実践すること。
そしてたくさんの実績を積んでいくことが、フリーランスのインテリアコーディネーターとして真に活躍できるための大切なポイントだと思います。

もし集客でなかなか結果を出せずに苦労した時には、皆さんもぜひ自分目線だけではなくお客様目線に立って今一度ご自身のサービス内容の柔軟性についても一度考えてみてはいかがでしょうか。

ご参考にしていただければ幸いです。