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コーディネートする際のポイント～その①～家具を選ぶ順番に気をつける

こんにちは。 今日はインテリアコーディネーターとしての提案力シリーズの③として、リビング家具の選び方のポイントについて解説したいと思います。
リビング家具と一口に言っても、ソファー・リビングテーブル・TVボード・スタンドライト・ラグ等々色々とありますよね。 皆さんはどのようにコーディネートをしていますか？
今日は「このポイントを押さえてセレクトしていけばコーディネートも上手く出来る」その方法について説明していきますね。　まず大事にしているのは選ぶ順番です。
内装材を選ぶ時と同じく、なるべく大きなモノ（その部屋で一番主役になるモノ）からセレクトしていきます。
まず主役で大きな家具として思いつくのがソファーですね。 はい、私はまずはソファーからセレクトします。
そして次に大きな家具はTVボードですね。そして次がラグ。それからリビングテーブル。最後がスタンドライト。
私なら、このような順番でコーディネートしながらアイテムをセレクトしていきます。

コーディネートする際のポイント～その②～家具の脚部の色と素材をなるべく揃える

ではまず最初にソファーを選びます。 お客様の好きなテイスト「北欧モダン」でコーディネートしてみましょう。
数あるソファーの中から、このようなソファーを選んだとします。
こちらのソファーの特徴としては、北欧らしいグレーのファブリックソファーですが 脚部のフレームがブラックのスチールで更に両サイドにキャンバス地のカバーが付いていますね。
では、このソファーにはどんなTVボードをコーディネートすれば素敵でしょうか？

ここでセレクトする際のポイントが、ソファーの脚部やフレームの色と素材です。 これを出来るだけ揃えてあげるとコーディネートは失敗しにくくなります。

はい、本体は温かみのあるタモ材ですが ポイントの脚部はソファーと揃えてブラックのスチールのものをセレクトしました。　では次にラグを選んでみましょう。

ラグは北欧調のシンプルなデザインをセレクトしました。 　ソファーが特徴あるデザインなのでラグも特徴的なデザインにすると少々喧嘩してしまいそうなので、あえてシンプルにしてみましたよ。 でもここでも拘っているのがラグの柄の色をソファーとTVボードの脚部のブラック色に揃えたことです。ここも大事なポイントになります。

では次にリビングテーブルをセレクトしましょう。 私が選んだリビングテーブルはこちらです。

ちょっと驚かれた方もいらっしゃるかもしれませんが、あえて斬新なデザインのリビングテーブルをセレクトしました！　北欧ブランドのアルテックのコーヒーテーブルです。 お客様が「北欧」テイストの中でも「モダン」な感じがお好きというところを考慮して、一気に空間がモダンでカッコよくなるように選びました。 そしてここでも大事に拘ったのが色です。 他の家具の脚部と揃えて ブラック色をセレクトしてコーディネートしました。

では次にスタンドライトを選んでみましょう。
こちらも同様に拘ってセレクトしたモノがこちらになります。 いかがでしょうか？

はい、皆さんもよくご存知の北欧を代表する照明ブランドのルイスポールセンのスタンドライト、そしてもう説明しなくても皆さんもご理解して頂いたと思いますが、ブラックのスチールを使ったデザインをセレクトしました。

そして最後に仕上げとして、ここでクッションを選んでみます。
ポイントは、すべての家具がどちらかというとトーンが暗めの色ばかりなので、ここではメリハリとより一層のセンスアップを目指して、明るく強いカラー（アクセントカラー）を入れてみたいと思います。これは皆さんが自由に遊び心も入れつつ、お洒落な北欧らしいモダンなデザインでコーディネートしてみてください。
ちなみに私がセレクトしたのはこちらです。

TVボードの上に置くオブジェもセレクトしてみました。 これは北欧ブランドではありませんが、有名なスイスのヴィトラの「イームズハウスバード」です。　私個人的に大好きなオブジェなので、コーディネートしてみました。

アートも追加してみました。 アートは同じシリーズのアートを複数飾るとお洒落感がUPしますね！

それでは、最後にトータルコーディネートのイメージをコラージュしてみましたのでご確認下さい。
いかがでしょうか。　ブルーグレーのアクセントクロスを合わせると素敵ですね。

たった２つのポイントを押さえてコーディネートするだけで、洗練された素敵なインテリアが完成します。
是非、皆さんもこの２つのポイントを上手く活かしてコーディネートされてみて下さいね。
それではまた次回のブログをお楽しみに・・・。