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インテリアコーディネーターとしての提案力①色の使い方編

2022/01/07
お知らせ
YU-Designworks 主宰 吉田裕子

お客様が好きな色をコーディネートに上手く取り入れる方法とは?

お部屋の内装・インテリアコーディネートをする際、最初のヒアリングで必ずクライアント様(お客様)のお好きな色をお聞きすることは基本中の基本ですが、ここでお聞きしたお好きな色をまずコーデネートに取り入れるかどうかは私達が勝手に決めてしまうのはタブーです。 

よく新人のコーディネーターさんがやってしまいがちなこととして「お客様が○○色がお好きだから、この色をアクセントカラーにして提案すれば喜んでいただけるはず!」と思い込んでそのようなご提案書を作成して安易にご提案してしまうというケースが見受けられます。

けして間違いではないかもしれませんが、誰もが自分の好きな色をインテリアの中に取り入れたいと思っているとは限らないのです。 ですからまずヒアリングをする際に、必ずお客様からお伺いしたお好きな色を、今回のコーディネートに取り入れたいですか?という確認を必ずすることが必須となります。
そしてできるだけ好みのインテリアテイストは画像で共有することも大切ですね。

そして「好きな色を取り入れたコーディネートを希望します」という確認がとれたら、その色でのコーディネートプランを検討していきます。

更にここで注意したい事として、お好きな色をコーディネートに取り入れる方法は大きくわけて二つあるということです。

一つ目は、例えば 壁の一面にアクセントカラーとしてお好きな色の壁紙クロスを入れたり、あるいはカーテンやソファーなどの面積の大きなインテリアにお好きな色を取り入れてご提案するという方法です。

二つ目としては、クッションカバーやアート、ディスプレイ小物等にお好きな色を取り入れる方法です。そしてこの場合のコーディネートのポイントは、そのお好きな色の小さなインテリアが更に引き立ってより綺麗に見えるように、一つ目とは逆に壁やカーテン、ソファーなどの面積の大きなインテリアにはお好きな色を引き立たせる補色等の色を上手く使ったコーディネートが喜ばれることが多いということです。

このどちらのコーディネートがお客様に喜ばれるのかという判断は、やはりヒアリングでどれだけお客様の情報を聞き取ることが出来るかによって決まってきます。

大切なのは、常にお客様に対して先入観を持たずに丁寧にヒアリングを重ねて、たとえ好きな色がわかっても、その使い方の好みもヒアリングすることが大切です。
その色によっても勿論 大きな面積に取り入れるよりも、小物等に取り入れる方が空間全体が綺麗にまとまる場合もありますので、その辺りを慎重かつ大切にコーディネートして、自信を持ってご提案しましょう。

とりわけインテリアは、そうそう頻繁には取り替えるものではありません。
長く楽しめて、長く愛せる空間にコーディネートしていく方が、喜ばれることが圧倒的に多いです。
その為にも「色の使い方」は空間に大きな影響を与えるので、とても重要です。
パース図等でも事前に確認してバランスの良い色の配分で、お客様のご要望にお応え出来るような空間づくりをするようにしましょう。


それでは、今日はこの辺で。
また次回のブログをお楽しみに!



YU-Designworks 主宰 吉田裕子

住宅やサロン・飲食店・モデルハウスの内装デザインなど、幅広い分野をカバーするインテリアコーディネーター。インテリア関連のセミナー講師や撮影スタイリングの実績も多数。
今後は、これからのインテリア業界でフリーのインテリアコーディネーターとして活躍する人達の力になりたいと願っている。

OFFICIAL SITE インテリアコーディネーター・吉田裕子公式サイトはこちら

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